LGBT難民を救いたい!!嶋田聡美さんの挑戦☆

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皆さんは、LGBT難民の救助活動というものをご存知ですか?
LGBTという言葉こそ、最近メディアで聞かれるようになってきましたが、その実態については深く知られていない、と言われています。
その救助活動で、最前線に立たれている嶋田聡美さんに、実際体験された内容を含めリアルなお話しをしていただきました。

※LGBTとは
Lesbian (レズビアン/女性同性愛者)
Gay (ゲイ/男性同性際者)
Bisexual (バイセクシュアル/両性愛者)
Transgender (トランスジェンダー/性別越境者)
の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称の一つです。

(正式にはLGBTIと言いますが、メディアではLGBTと表現されることが多いので、今回は分かりやすくLGBTと表現させていただきます。)

詳しくはこちらをご覧下さい。

https://tokyorainbowpride.com/lgbt/

お友達をサポートしたい

今回は、「一般社団法人 Rainbow Refugee Conection Japan」 代表の嶋田聡美さんに、今現在の活動内容や、今後の展望を伺って来ました。

一般社団法人 Rainbow Refugee Conection Japan についてはこちら

http://rainbowrefugeejapan.org/

もともとSNSなどで、海外のLGBTの方々と交流があったという嶋田さん。
2015年に難民支援協会とアムネスティの共同で開催された「LGBT難民フォーラム」に参加したことがきっかけで、LGBT難民の支援を始めようと思われたそうです。

難民支援協会についてはこちら

https://www.refugee.or.jp/

アムネスティについてはこちら

https://www.amnesty.or.jp/

フォーラムに参加して、
「(嶋田さんご自身が)現地のお友達がたくさんいるから、現地のリアルな状況を当事者たちから伝える機会をつくれるかも知れない!」

アムネスティの活動を支援していたこともあり、Facebook で繋がっているお友達をサポートしていきたい、と思い、
「一般社団法人 Rainbow Refugee Conection Japan」を起ち上げ、積極的に支援活動をするようになりました。

「LGBT難民の問題を提起して行きたいんです。先進国で日本だけが難民を受け入れていないので。」

日本における人権意識は、先進国の中でもかなり低い、と嶋田さん。
LGBTの人権は世界人権宣言に含まれていますが、日本においてはこの人権自体が浸透していない上に、LGBT差別禁止法案も持っていません。

そのためか、
LGBTというものは、生まれつきのもので、そのことで迫害をうけている人々を助けてあげるべきだと海外では考えられていますが、日本においてはまだ誤解や偏見が根強いそうです。

また、
「LGBTの人を考えることが、普遍的な人権一般を考えるきっかけになると思うんです。」とも仰っていました。

世界には、血が繋がっているかいないかで争う人々がいますが、
LGBTの方々には、人種や国境を越えた、深い絆のような仲間意識が存在する不思議な感覚が在るそうです。

民族や国境を越えるひとつの手段を考える事になると思う、
と嶋田さんはもう一度、「LGBT難民フォーラム」を開催して(2015年開催以降開催なし)、前回よりももっとリアルな現地の情報を発信できるように働きかけているところです。

難民キャンプの状況、そして救助活動

嶋田さんの連絡先が、難民の方々の間で拡散されているそうです。
救助を求める声に対し、毎日のように相談にのっているとのこと。

日本から海外の難民に対してサポートするには、状況がしっかり分かる相手にのみ、と厳選してサポートしているそうです。

その中でも嶋田さんがケニアにあるカクマの難民キャンプの支援を中心にサポートすることにしたのは、こちらの難民キャンプの弾圧がひときわ激しかったから。

LGBTである、というだけで激しい暴力が日常的にカクマ難民キャンプを襲います。

時には何10針も縫う大ケガをさせられたり、命を落とす人もいるくらい凄まじい状況です。
嶋田さんご自身も現地に赴き、その状況を直接見てきたそうです。

「日本からできるのはお金を送るくらい。。」

日本は難民の受け入れをしていません。
国連が出来ることは、難民の受け入れ先を見つけては、移民させる手配をする事まで。
弾圧されている難民の方々を直接守る方法は今のところありません。

日本においてもそろそろ難民受け入れの動きを始めてほしい、と嶋田さん。

LGBT難民の存在を多くの方に知って欲しい

日本国内での活動として、ご自身が体験してきた難民キャンプでの出来事などリアルな情報を講演会などを通じて発信してらっしゃいます。

日本国内においてもやっとジェンダー平等、という言葉が浸透してきたところですが、
その言葉を正確に把握し、理解を示している人はほんの一握りだそうです。

今現在の嶋田さんの活動の目的は

「LGBTに対する偏見を無くしていきたい。
LGBT難民という人々がいる事、そしてその方々を支援しようとしている人がいるということを知って欲しい。」

ということ。

嶋田さんが根気強く活動を続けていく中で、2019年8月、ようやくナイロビUNHCRが嶋田さんとの話し合いに応じることになりました。
ナイロビで話し合いに応じてくれたのは、ナイロビUNHCRでアフリカのLGBTI難民担当のトップの
Ms.Walpurga Englbrecht Burgi です。

嶋田さんよりナイロビUNHCRへ、日本にアフリカから第三国定住でLGBTI難民を受け入れることを提案されました。
日本のLGBTIコミュニティーは彼らをお世話できると強調し、UNHCRジュネーブ本部と日本政府が話し合いができたら、連絡してくれると約束をかわす事になった、とナイロビ訪問の成果を報告くださいました。

UNHCR

https://www.unhcr.org/ke/management-team

そして、つい最近日本政府が自力で日本に来たLGBT難民を難民認定した、という情報が明らかにされました。
日本政府が、同性愛への迫害を理由にした初めての難民認定を出した、というこの事実はと手も大きな変化だと注目されています。


https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/news/2019/7/5.html

日本政府のLGBT難民に対する対応が少しずつ変わってきているので、日本の難民受け入れが進むのではないかと期待を持ち、嶋田さんは今後も活動を続けて行かれます。

Kanattaは、SDGsの「ジェンダー平等」の活動を後押しする団体として、
今回のこの取材記事を通して、少しでも嶋田さんの活動のサポートになればと思っています。

ぜひ、この記事をご覧いただいた方は、下記のリンクよりさらに詳しい情報に触れてみてください。

嶋田さんの活動を詳しく知りたい方は

https://syncable.biz/associate/rainbowrefugee/

外務省公認のTICADパートナー事業として認められました。

https://camp-fire.jp/projects/view/191527


↑TICADに出店して、難民の方々が制作したドレスを着た嶋田さん

自立支援のファンド
(アフリカLGBTI難民製作の服やポーチの販売サイト)

https://rrcj.thebase.in/

LGBT難民受け入れのための署名運動

http://chng.it/2JGdxLqY

女性の社会進出を応援する、KanattaのSDGsの活動としても、このような活動もしましたので、併せてぜひご覧ください。

https://logmi.jp/business/articles/320842

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