鈴城千尋さんが朗読劇を通して学んだこと

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こんにちは。

声優に憧れた時期もある、、、ふーちゃんです。

さて今回は、朗読劇を行っているring’s 鈴城さんを取材させていただきました!

2019年にクラウドファンディングにチャレンジをして、502,000円の支援金額で目標金額を達成しています!

高校教師、フリーライターを経て、映像制作会社での仕事を経験されながら、朗読劇上演に挑戦した鈴城さん。

転機はなんだったのか、そしてクラウドファンディングにチャレンジした理由とは?

ふーちゃんが聞かせていただきました。

ふーちゃん:まずは、鈴城さんのご経歴から教えてください。

鈴城さん:経歴を簡単に言うと高校教師3年、フリーライター3年、そして今の映像制作会社に就職しました。

高校教師はずっと夢だった職業なので仕事は好きで、土日の休みも仕事にあてているくらいでした。

でも元々型にはまったことがあまり好きではなくて。

学校ってはまる必要性、という部分もあるじゃないですか。

そんな中でも、こどもたちに「やりたいことはできるんだ」ということを伝えたくて朗読劇を実施した経験が今回の起案にもつながっています。

その後のフリーライターでは、お仕事が来ることが当たり前ではないことや、フリーランスは「自分を看板で生きている」ことなのでどう見せていくのか、信頼が本当に大事だということに気づきました。どんな仕事をするにしてもではありますが、基盤は人との繋がりだと強く感じたので積極的に人脈作りも行いました。

その後、学生時代から関心のあった物語や芝居作りを勉強する貴重な機会にもなるなと思える映像制作会社に御縁をもらって転職し、今に至ります。

ふーちゃん:様々な経験をされていらっしゃるのですね。

元々クラウドファンディングについては知っていたのでしょうか?

鈴城さん:はい、知っていました。

会社でクラウドファンディングを実施していたことがあったのと、キングコング西野さんのオンラインサロンに入っていることもあって勉強しているというタイミングでした

会社で出したときは目標設定の+300万くらいの400万円の支援額が集まったのですが、キャストなども考えると500~600万円くらいはいくこともできただろうと関係者内では思っていた起案でした。

ふーちゃん:結構大きな起案だったんですね。

鈴城さん:そうですね。そのときに情報発信の量とリターン設定の仕方がとにかく重要で客層やその希望を分析することが大事だなと感じました。

ふーちゃん:なるほど。そこから自分が起案しよう思ったきっかけは何だったんでしょうか?

鈴城さん:以前学校で上演した朗読劇を再演したいなと思ったんです。

「今日、ここのへに咲く。」という朗読劇で、主人公はその年の大河ドラマのヒロイン・新島八重という女性の物語です。2018年は彼女が活躍した戊辰戦争からちょうど150周年の節目だったので、私にはふるさとの物語でもあるのでどうしてもやりたくて。

急だなと悩んだ部分もあったんですが人とタイミングに恵まれたことなども理由の一つでもあります。登場人物たちにゆかりのある福島県と京都府の学生招待のための資金元と、舞台制作費を集めること、入金窓口をここに限定して制作業務のスリム化がクラウドファンディングの仕組みでできるんじゃないかという挑戦でもありました。

劇の様子♪

ふーちゃん:実際チャレンジしてみて良かったことや大変だったことはありますか?

鈴城さん:そうですね。良かったこととしては、朗読劇として行うときにお金がどのくらい入ってくるのか分かったこと。そして目標金額に近づくことでキャストやスタッフのモチベーションが上がったことですね。

大変だったことは管理の人手が足りなかったことです。どうしてもマンパワーに頼らざるを得ないものなので、余裕がなさすぎてリーチするところが限定されてしまったなとは思っています。

あとは、今回リターンの中にチケットを用意していたのでクレジットカード払いが基本になると思うんですが、お客様の中にはカードを普段使いしない方やクラウドファンディングの文化がなく使い方がわからないなども含め難色を示されているという声も多くありました。

ふーちゃん:確かに。実際やってみてカード決済できないという方はいましたか?

鈴城さん:いましたね。そういった方はキャストが立て替えの形で購入してくれるようなケースもあったので、周りに相当助けられたなと思っています。

ふーちゃん:すごいですね。公演は2月だったと思うのですが、どのくらいの方が来たのでしょうか?

鈴城さん:2/1-2/3の3日間で総勢だと170名くらいに来ていただきました。話が同じでも配役が違う回がほとんどなので2回以上来てくださっているお客様もいました。

公演としてはいろいろな部分で予想外に大きな規模になっていったので、自分でも驚きましたね(笑)

来てくださった方からは本当にありがたいことに、再演の希望や次の作品もまた観たいというお声もいただくので、準備は進めていきたいなと思っています。

それと、公演でお花やプレゼントをもらうことはもちろん嬉しくてありがたかったんですが、そのお気持ち分をクラウドファンディング経由でいただけると制作側としては本当に本当に嬉しくありがたく感じました。おひねりのように御支援くださる方もありました。

小劇場の演劇界隈って本当にお金がないと思うので(苦笑)当座の制作費にできたり次回公演への資金にできることが、表現者としては何よりもありがたいと思います。

ふーちゃん:次回公演も楽しみですね。これからクラウドファンディングにチャレンジする人に向けて何かアドバイスはありますか?

鈴城さん:そうですね。まずはクラウドファンディングプラットフォームごとにどんな特性があるのか過去の成功事例やターゲットとする客層を勉強するべきだと思います

スケジュールや手数料、自分の企画との親和性の見極めはとても大切だと感じました。あとは、自分のやりたいことはクラウドファンディングで資金が集められなくても絶対にやり遂げるというくらいの気持ちがあるかどうかも大事だと思います。

本当に公演できるのかというときも投げ出さず、どうしたら上演できるのか対策を考えたり行動したり、そして座組に関わってくれる人を大事にしていくことはとにかく意識していました。

今回の朗読劇では、本当にいろいろな方がびっくりするくらい力を貸してくださったんですが、それはその方たちが私のそういう姿勢や意志を見てくださったからなのかなと思います。

ふーちゃん:なるほど。仲間と一緒に作りあげたからこそ、素敵な作品が出来上がったのですね。

今後も朗読劇などの公演活動していきたいと話していた鈴城さん。

どんな状況でも、見てくれる人がいることをイメージしながら最高の作品を作り上げたいという熱意が人を動かすことを感じました。

次回の公演も楽しみですね。

<2018,2,1-2018,2,3>公演詳細

朗読劇「今日、ここのへに咲く。」
2019.2.1~3 Cherokee LIVE TAVERN

* Cast *
高野愛 田中怜子 戸塚丈太郎 MitNak 加藤寛規 嵜本正和 佐藤晴男

* Staff *
音楽・ピアノ演奏 Majonna
空間美術 SHIMA ART &DESIGN STUDIO
PA 戸川 光
広報用スチール Syuhei Inoue
ゲネプロスチール 朽木 夢
トレーラーナレーション・映像 近藤 央希
撮影・編集 クリエイティブスタジオ ゲツクロ
制作補佐 安藤 那樹
ビジュアルデザイン 島田 耕希
脚本・演出 鈴城 千尋
企画・制作 ring’s

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