250人で初開催!川崎パパママフェス主催の藤原さん

SHARE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。

ふーちゃんです。

今回は、2018年に「川崎パパママ子育てフェス」を主催した日本親子コミュニケーション研究所 代表 藤原万梨子さんに取材させていただきました!

【プロジェクトURL】

https://www.makuake.com/project/papamamaes/

藤原さんプロフィール

1999年に第一子を出産後、産後に育児ブルーとなり子育てが辛く心身ともに疲弊し離婚。

離婚時は、5歳になる息子と2歳半の娘の子育ての傍、同居の養母の介護をし、女性の負担の大きさを体感。

2004年より横浜市の産婦人科医院様での産後リフレクソロジーを開始、6,000人以上をケア

2016年まで医療機関にて主にがん患者様等の心理セラピーを担当

2017年より独立し、心理セラピーと講座等を開催

「川崎パパママ子育てフェス」は、クラウドファンディングで参加者を募り、見事目標達成し55万円の支援をもとに開催に至りました!

クラウドファンディングの挑戦からイベント当日までのお話を聞かせていただきました!

目次

・パパママ子育てフェスの開催のきっかけ

・周りの人の協力で想定より大きくなったイベント

・人からの信頼がお金として集まるクラウドファンディングの魅力

・人とのつながりを得て見えてきたこと

パパママ子育てフェスの開催のきっかけ

ふーちゃん:まずは、今回のイベントをやろうと思ったきっかけを教えてください。

藤原さん:今回のイベントをやろうと思ったきっかけは自分の経験からなんです。

私がシングルマザーで子どもを二人育てたことと、自分の養母の介護をしていた経験があったことです。

その時に本当に周りに助けられて、ママ友や周りの福祉関係の人など、色々な方の助けを借りて、毎日過ごしていました。

養母の介護も終わり、子どもも巣立ち手が空いたときに、周りをふと見たら、自分のように子育てが大変という人が目に入ったんです。

そうゆう人をみると「子育てって大変だよね、余裕がなくなってイライラしたり、怒りたくなっちゃうときもあるよね。本当は笑顔でいたいけど、できなくなっちゃうよね。」って自分も共感出来るなと思いました。

それと元々カウンセリングやセラピーの仕事をしているので、その経験を活かしていままで周りの方々に助けていただいた分のお返しができたらいいなと思っていました。

そして自分が色々なことが一段落したとき、ネットでたまたまビリギャルさんのお母さん(橘こころさん)の講演会のチケットをクラウドファンディングしているのを見つけたんです。

※ビリギャル:坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の通称(http://birigal.jp

元々ビリギャルのストーリーがとても好きで、このお母さんってどんな人なんだろうって気になり、お母さんに会いたいと思い、それで講演券を購入したんです。

そのイベントでビリギャルさんのお母さんと直接話す機会があって、価値観や子育てに対する思いなどを聞いて、とても素敵な方だなと思いました。

それで自分も何か役立つことをやろうと思って、子育てイベントを開催しようと思いました。

イベント券をどうやって販売したらいいか分からなかったんですが、ビリギャルさんもイベントをクラウドファンディングで開催されていたので、クラウドファンディングのようなやり方があるんだということを知りました。

他に掲載されている起案は目標金額が大きかったり、MAKUAKEさんのプラットフォーム自体も大きいので、私一人がそこで何かするって大丈夫かなという思いはありました。

最初はお母さん向けの講演だけの予定だったんですけど、元々やりたかったお母さんたちの癒しの場所も提供したいという思いもあり、大きく講演会と子育てイベントのような形にして企画をしました。

ふーちゃん:実際にクラウドファンディングをやる前に不安とかもあったとおっしゃっていましたが、そこからやろうと決断した気持ちの変化には何かきっかけがあったんですか?

藤原さん:本を読んだだけではシステムもはっきり分からなかったし、実際やるとなると怖くて、やろうかどうか悩んでいました。

そのことをたまたま知り合いに話したところ、知り合いに信用金庫の人がいてクラウドファンディングについての説明会があるからそこに参加してみたらどうかという提案をもらって、参加してみました。

そこでMAKUAKEさんの社長さんがその説明会にいらっしゃっていて、私はこうゆうことやりたいんですってお話させてもらいました。

そうしたら「実際に成功するかどうかは分からないけど、それも一つのやり方じゃないですか」と言われました。

自分には頼るものもないし、サイト立ち上げてチケット売ってということも一からやるのは難しいと思っていたので、サイトももう出来ているし集客システムもあって、担当の人もついてくれるならと思って、クラウドファンディングをやってみようと思いました。

やってみてから思ったことは、クラウドファンディングは、会社選びが大事だということです。それぞれのプラットフォームで登録している人の客層があるので、自分の企画と合うかどうかは大事だなと思います。

周りの人の協力で想定より大きくなったイベント

ふーちゃん:イベントのゲストの方々は元々呼ぼうと思っていたんですか?

藤原さん:最初はそれこそビリギャルさんのお母さんの橘こころさんだけに講演をお願いしていたのですが、ラッキーなことに実践コミュニケーション講師として活躍中のユール洋子さん、NPO法人グリーンパパ代表理事の吉田大樹さんも講演してくださることになりました。

でもそんなに大きな講演会を一人では出来ないと思って、ビリギャルさんのお母さんの講演会で知り合った人や元々の知り合いに「講演会やるから助けて!」とお願いして、たくさんの手助けをいただきました。

スタッフになってくださったり、出店してくださったり、集客、クラウドファンディングへの資金面の支援など、本当に皆さんには心から感謝しています。

ふーちゃん:橘こころさんが藤原さん主催の講演会に出ることになったきっかけはクラウドファンディングだったということなんですね。

藤原さん:クラウドファンディングがなければ、ビリギャルさんのお母さんの講演会は考えられませんでした。

ふーちゃん:ママフェスというよりも親子や家族で楽しめるイベントですね。

藤原さん:「お母さんたちが、子育てとかにストレスを抱えたりする思いを分かち合えるような場所を作りたい」こととちょうどイクメンの活動も勉強していたので、「パパも参加して楽しめるようなことを推したい」なと思って、ドローンやトランポリン遊びなども取り入れました。

ママメインではなく、パパも楽しんでほしいという思いもありましたね。でも実情はあまりパパはいなくてママがメインにはなっていたかなと思います。

集客は開催時期が4月ということもあって、ママ達からは子どもの役員決めとか保護者会とかがあっていけるか分からないっていう声も多くて、せっかく参加したいのに参加できない日程になってしまったこと、日程は子どもの行事なども考えないといけなかったことをあとになって反省しました。

やってみて気づくことは本当に多かったですね。

人からの信頼がお金として集まるクラウドファンディングの魅力

ふーちゃん:募集期間が3ヶ月と最大にしていたかと思いますが、その期間中はどんなことをされたのでしょうか?

藤原さん:色々やりましたね。Facebookやブログを書いてDMで知り合いに協力をお願いして、あとは知り合いの人で川崎の地域の子育て支援をしている人とか、保育園とか公民館とかにチラシを置きまくりました。

ふーちゃん:なにかというよりかは考えつくこと全部やったという感じですね。

藤原さん:本当にそうですね。全然支援額が伸びないときに周りの人にどうしたらいい?と聞いて、「この人に会ってみたらいい」「ここに行ってみたらいい」という情報はたくさん教えてもらい、川崎市教育委員会のイベントの推薦や市民活動支援制度の助成金があることも教えていただいて、助成金も申請しました。川崎市民活動センターの方々にはサポートしていただいて感謝しています。講演者や出展者の為にも絶対に成功させたい!と、達成までの支援額は一番プレッシャーでしたね。

ふーちゃん:イベント日時も決めてしまっているので尚更ですよね。

藤原さん:そうですね。ギリギリまで必死でした。締切前日に目標額を達成したんですよ。

ふーちゃん:参加者募集の活動なども一人でやっていったんですか?

藤原さん:スタッフや子育て支援グループの方々にご協力いただきました。

ふーちゃん:達成するまでの活動で、意識していたことや大事にしていたことはありますか?

藤原さん:心が折れないことですかね。本当に弱音を吐きまくっていたんです。

どうしても自分で頑張っても思い通りに伸びないときもあって、ビリギャルさんやお母さんから「何か手伝えることあったらやるから」と声かけてもらったり、色んな人が影で協力してくださって達成できたなと思います。

自分に「これはどうしても達成しなくちゃいけない!」というプレッシャーをかけていました。その中で、相談できる人がいたことは良かったと思います。

ふーちゃん:周りに言える人がいるっていいですね。

藤原さん:反省点としては、見切り発車的に一人で突っ走ってしまったことですね。準備不足だったと思います。

毎日反省と自分の弱さを痛感していましたが、それ以上に関わってくださった人達に残念な思いをさせてはいけないという気持ちでした。

支援額や達成率は3ヶ月間ずっと気になっていました。最初の何日かで達成していてあとは伸ばしていくだけっていう人がうらやましくてしょうがなかったです(笑)

キングコングの西野さんが言っている「クラウドファンディングは人の信頼や期待がお金に変わる」ということが痛いほど分かりました。

人とのつながりを得て見えてきたこと

ふーちゃん:今後もイベントはやっていく予定ですか?

藤原さん:そうですね。経験できたことは良かったんですが、いきなり大きなイベントをやりすぎたので、今後はもう少し地道にやっていこうかなと思っています(笑)

今回のイベントをさせていただいてわかったことは、当たり前ですが、人とのつながりがとても大切だということと、イベントは計画や準備でほぼ決まるということです。今さら気づく!って感じですよね(笑)

今は地元の古民家をお借りして、子連れヨガを開催したり、フォトレッスンやアイシングクッキー作りなど、ママさんたちが楽しくてリフレッシュできる地域のコミュニティを提供できたらと思います。

自分がやらなくてもいいのかもしれないけど、自分がやりたいからやっているという感じです。

1人でも「やってくれてありがとう」と言われたらやっている意味はあるなと思います。

ふーちゃん:これから何かがんばろうという人に向けて伝えたいことはありますか?

藤原さん:今回のことを通して、一番感じたことは「人って優しい」ということです。多分、目標金額を楽勝で達成していたら、私は勘違いしてしまって、皆さんからのご協力をこんなに感謝出来なかっただろうと思います。

自分がつらいときに助けていただけた感謝を返したら、また何かのご恩をいただいて・・みたいな人との感謝の循環が出来るのがクラウドファンディングのいいところですね。

目標金額を自分は高めに設定してプレッシャーもありましたが、方法によっては、少しずつ目標金額を上げていくということも自信につながるのでいいんじゃないかなと思います。

何事もやってみることが一番の学びと成長になると思います。小さなステップから始めてみること、やりたいと思った時にやった方がいいと思います。

今までの人生で人の力をたくさんかりて、そのことに感謝をしながら生きてきたという藤原さん。

とても素敵な女性で、現在も神奈川県横浜市、川崎市で、ママさんのコミュニティ作りや色々な活動に精力的に取り組んでいます。

ぜひ参加してみてはいかがでしょうか

kanattaでは、クラウドファンディングを通じて、夢の実現をしたい女性を応援しています。

6月にも女子会イベントを企画しています。

1人ではやっていくのが不安・・・

そんな方はまず話を聞いてみることからスタートしてみてはいかがでしょうか!

SHARE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加