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今年もやって来る夏!日焼け対策ばっちりですか?
こんにちは、薬学部卒理系ライターのあずまです。
最近は曇りがちな日が続いていますが、たまに晴れると日差しの強さを感じますよね。
そんな夏を感じるこの頃ですが、みなさんは日焼け対策していますか?
そろそろドラッグストアに行こうと思っているあなた、
正直、遅いです!
厳しいことを言うようですが、下のグラフを見ていただいたら
わかっていただけると思います。
(参照:気象庁 日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ※2018年度)
紫外線は4月くらいからめきめきと増え始め、
この時期がまさに、1年で一番強い月なのですよね。
気候的には9月も夏のように暑いですが、紫外線は4月のほうが強いのには驚きです。
ただ、
「もう手遅れ・・・」
とあきらめるのはまだ早いです。
今回は今からできる、日焼け対策を理系的知見も入れながら紹介していきます。
そもそも日焼けってなんで起こるの?
日焼け止めの対策に入る前に、日焼けのメカニズムについて簡単に説明します。
まず、皮膚に紫外線が当たると、体内でメラニンが生成されます。
このメラニンが褐色~茶色なので、蓄積することで肌が黒く見えるのです。
(※ちなみにメラニンは紫外線を吸収して細胞を守る役割があるので、
生成されること自体は正常な防御反応です。)
また、紫外線により体内で発生する活性酸素が、皮膚の細胞を傷つけることにより、シミや
しわの原因になります。
さらに活性酸素が、メラニン生成を促進するという報告もあります。
メラニンの生成+活性酸素により細胞が傷つくことで、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)がうまくいかなくなり、メラニンが細胞内に沈着して、肌の色が濃くなったりシミとして残ったりします。
なんだか難しいかもしれませんが・・・
つまり
「紫外線にあたらないようにする」か、
「体内に活性酸素が生成されない」アプローチが必要なことがわかりますね。
それを踏まえて、ここからは対策を3つピックアップして紹介します!
対策①日焼け止めクリーム
この記事を読んでいるほとんどの方が、日焼け止めクリームを使っているのではと思います。
でも・・・
日焼け止めクリームって、ドラッグストアに行くとずらっと並んでいるし、種類も多いので、何を選んでいいか悩んでしまいますよね。
ブランド、価格、使用感など、何を重視して選んでいますか?
私は選ぶとき、SPFやPAの表示を重視しています。
SPF50
PA+++
のような表示を、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
とにかく、数字が大きくて、+が多いものがよさそうですよね。
しかし、高ければ高いほどがいいというわけでもないのです。
それぞれの表示について説明していくと・・・
SPF(サンプロテクションファクター)とはUVB(紫外線B波)の影響を防ぐ値で、
紫外線が当たりだしてから、炎症を起こす(日焼けをする)までの時間を遅らせる指標です。
たとえば、炎症を起こすまで何もつけていない状態で20分かかる人が、SPF30の日焼け止め
クリームを使うと、20分x30=600分に遅らせてくれるという訳です。
(参照:日焼け止めのSPF・PAの意味と選び方)
そしてPA(プロテクショングレイドオブUVA)とは、UVA(紫外線A波)を防ぐ値で、
PA+ ++ +++ ++++ の4段階あり、+が多いほど、防止効果が強いです。
(参照:Kanebo 「SPF」「PA」とは?)
上の表はSPF/PAと生活シーンの目安なのですが、
軽いお出かけくらいなら、SPF30、PA+++でも十分みたいですね。
個人的には、SPF40、PA+++くらいがちょうどいいのではないかと思います。
なぜなら、効果の高いものほど、肌との密着性が強く皮膚呼吸を妨げたり、
化学物質が多く入っていることが考えられるからです。
なので、大事なことは「こまめに塗りなおすこと」だと思います。
用途によって、うまく使い分けていきたいですね。
対策②日傘
体の外側から、内側からの対策を紹介してきたので、次は持ち物にも力を入れましょう。
そこでオススメなのが、日傘です!
暑さ対策になるだけでなく、紫外線を防いでくれます。
UVカット加工のものについては、70%以上紫外線を遮蔽してくれます。
また遮光加工のものについては、なんと99%以上、太陽からの光自体を遮蔽するそうです。
(参照: アンベル株式会社 UVカット傘と遮光傘の違い)
「傘」なのでずっとさしている必要があるのはネックかもしれませんが、影をつくってくれるので涼しいですし、これからの時期の必需品ですね。
対策③サングラス
日焼け対策としてのサングラス、みなさんはどんな印象を持ちますか?
直接肌を守っているわけでもないですし、意外に思う方も多いかとおもいますが、
実は、サングラスが日焼けに効果があるという研究発表があります。
(参照:Zoff 目からの紫外線で肌が黒くなる!?)
日焼けにはメラニンの生成が強く関連しているといいましたが、なんと、目から入った紫外線によって、脳から日差しが強いぞ!メラニンをつくれ!という信号を出すのだそうです。
しかもこの信号は、部分的に出なく全身に送られるので、
「日焼け止めを塗っていても黒くなる」
ということが起こり得るということです。
紫外線から目を守るためにも、サングラスを用意しておきたいですね。
まとめ
いかがでしたか。
ポイントは、組み合わせること。
1日1日の地道な努力が理想の肌につながります。
美肌をキープしつつ、この夏を楽しみましょう!
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