日本スペイン文化経済交流センターエクステンションの代表を務めるモンセ・マリさんを取材させていただきました!
どうも!さーちゃんです!
今回もステキな女性を取材させていただきました!
スペインと日本の架け橋としてあらゆるフィールドでバリバリ働くかっこいいモンセ・マリさんにお話をたっぷり聞かせていただきました★
インタビューでは心斎橋のビルが立ち並ぶ中にある、モンセさんが代表を務める日本・スペイン文化経済交流センターエクステンションにお邪魔させていただきました!
最初オフィスのドアを開くときは「どんな所だろう??」とドキドキしましたが、中に入るとスペイン語や笑い声がワイワイ行き交っていて、アットホームな雰囲気が漂う素敵なオフィスでした!
実はさーちゃん、大学時代にスペイン語を勉強していたことがあるんです!!
(途中で挫折しましたが・・笑)
必死になって単語を覚えていた頃を思い出しながら待つこと数分・・モンセさんが笑顔で迎えてくださいました★
モンセ・マリさん♡
モンセさんは笑顔が本当に素敵な女性で、柔らかい雰囲気が印象的でした。
ですが、話してみるとすっごく芯がしっかりしていて仕事に対して情熱あふれる女性でした!
日本・スペイン文化経済交流センターエクステンションとは!
日本・スペイン文化経済交流センターエクステンションとは、
日本とスペインという二国間のコミュニケーションのお手伝いをすること
を目的に創立されました。
さーちゃん:現在モンセさんはスペインと日本の架け橋としてたくさんのプロジェクトを手がけていらっしゃいますね。
モンセさん:そうなんです。日本とスペイン語圏諸国との交流の促進を目的に、日本・スペイン文化経済交流センターエクステンションを1986年に大阪に設立したのが始まりです。
さーちゃん:日本・スペイン文化経済交流センターエクステンションの活動や提供されているサービスについて調べたところ、スペイン語教室、スペイン留学のサポート、イベント、通訳・翻訳サービス、異なる文化圏と日本企業をつなぐ仲介業務などの他にも、スペインでの結婚式をサポートする「ジョイア・ウェディングス」もあり、モンセさんの仕事の幅の広さに驚きました!

スペインで挙式をサポートしてくれるジョイア・ウェディングス!
モンセさん:他にも、1998年から関西カタルーニャセンター(Centre Català de Kansai、略称:CCK)を設立しています。スペイン、カタルーニャ地方の文化を日本の人々に紹介し、日本とカタルーニャとの間の相互理解と交流を目指しています。
さーちゃん:す、すごすぎます!!!
(どれだけ幅広いんだーーーーー!?!?!)
日本とスペインの架け橋としてのご活躍がすごい!
スペイン生まれのモンセさんは幼い頃から東洋文化に触れる機会も多く、1977年に来日されました。
当時日本ではあまりスペインのことはあまり知られていない時代だったそうで、たっくさん苦労もされてきたそうです。
さーちゃん:知らない土地と知らない言葉・・私だったら不安になって自分の国へ戻ってしまうと思います。
モンセさん:最初は不安もありました!
ですが、小さい大きいに関わらず、人は何をするにも不安は必ずあります。例えば新しい言語にチャレンジするときも、「上手く話せるかな?」「できるかな?」と、不安になります。その不安を乗り越えることで人として成長していくんです。
さーちゃん:なるほど。不安になったときは、チャレンジを乗り越えた先にある自分の姿を思い描くといいんですね。そう思うと、壁を乗り越えた先の自分が楽しみになりますね。
スペイン語のレッスン風景
さーちゃん:スペインと日本を行き来しながら幅広い仕事をされていて、モンセさんの毎日がすごく充実されているのが伝わってきます。
モンセさん:毎日3、4時間しか眠れないので身体はくたくたなんですが(笑)、仕事は嫌じゃないんです!私にとって仕事は生きて行く上でのミッションなのです。仕事をすることで人間として成長すると感じています。
さーちゃん:仕事のことを話すモンセさんからワクワクがすごく伝わってきます!!かっこいい!!
高校生スペイン語スピーチコンテストを継続していくために!
モンセさんは高校生スペイン語スピーチコンテストを継続していく為に、Readyforさんでクラウドファンディングを立ち上げ、目標金額を達成し、そのおかげで今年も開催が決定しました。
モンセさん:
・より若い世代の人たちに、もっとスペイン語に興味も持ってもらいたい・日本とスペイン語圏諸国との交流を促進し、更には将来日本と世界の架け橋になってほしい
その願いから、16年前に高校生スペイン語スピーチコンテストをはじめました。
スピーチコンテストの様子★
これまでに250名以上の学生に参加をしていただいてきましたが、昨年より費用が不足しており、存続が難しくなってしまったため、クラウドファンディングを起案することにしたんです。
さーちゃん:元々クラウドファンディングはご存知だったんですか?
モンセさん:自分が起案する以前にクラウドファンディングに参加した経験がありました。
自分が誰かの夢を応援する一員になれることが嬉しかったですし、
リターンで素敵なプレゼントをもらえるのもワクワクしましたね。
さーちゃん:なるほど!しかし、スピーチコンテストを16年間も継続されたことは簡単ではないですよね。
モンセさん:諦めることもできましたが、出場者が先生になって戻ってきたり
家族や兄弟を連れて戻ってきたりすることもあるんです!
このコンテストがきっかけとなり、現在スペイン語の教師として活躍している人や、国際社会に興味を持ち、外交官になった人もいます。
高校生の未来への扉を開くきっかけを、ここで無くしたくはありません。できる限りの努力をし、コンテストを続けたいと思っています。

スペインへの留学もサポート★
さーちゃん:モンセさんの想いがきっかけとなり始まったコンテストが現在はみんなのコンテストになっているんですね。今後も継続してほしいです。
視野を広げ、人生にスパイスを★
さーちゃん:働く女性に向けて、応援の一言をいただけますか?
モンセさん:そうですね・・どんどん自分のサークル(世界)から飛び出し、たくさんの刺激を受けてほしいです。自分の狭いサークルの中に留まってしまうと新しいアイディアは浮かびません。
自分のサークルから出ると刺激も増え、クリエィティブに新しいものを創造できるようになります。新しい刺激が人生のスパイスとなり、どんどん面白い人生になっていきます。
スペイン・バルセロナでのイベント風景

カタルーニャ地方のプレゼンをするモンセさん
さーちゃん:確かに、行動範囲は大人になると意識しないと狭くなってしまう印象がありました。
モンセさん:女性だけではありませんが、どんな人でも何かに挑戦し刺激を受け続ける毎日を送ってほしいと思っています。
そして何かに挑戦するとき、人は絶対fear(不安、恐れ)とfailure(失敗)という壁にぶち当たります。
それは自然なことなので、怖がらず、壁を乗り越えるためにどんどんチャレンジしてください。それが成果の源となります。
さーちゃん:モンセさん、ありがとうございました!!