挑戦し続ける人生 ~仲田光雄~【後編】

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仲田光雄さんが立ち上げた、「Tokyo Voice TV」や「北斎プロジェクト協会」について、聞かせて頂きました!

こんにちは。ライターのかおりんです。

今回は、前編に引き続き、音楽・文化・芸能関係で幅広く活躍されている元雑誌編集長で、TEDスピーカーであり、プロデューサーの仲田光雄さんを取材。

前編では、仲田さんの今までの経歴について聞かせて頂きました。

今回の後編では、仲田さんの現在の活動について、迫ります…!

【目次】

・北斎プロジェクト協会の立ち上げ
・Beauty Life UP Project
・世界で通用する日本女性に!
・仲田さんに聞く、人生の指針!

北斎プロジェクト協会の立ち上げ

かおりん:日本の文化を世界に発信する「北斎プロジェクト協会」を立ち上げたきっかけを教えてください。

仲田さん:「NOVA STATION」は海外の情報を日本に伝える事がコンセプトだったので、海外取材をたくさんやっていましたが、ゲーム、アニメ、和食、侍…など、世界各地で日本文化がかなり浸透している事を知ったんです。

そういう現状を見て、次に何かやる時は、世界に日本のいい所を伝えようと思っていました。

「Tokyo Voice TV」の撮影中にKISSのエリック・シンガーと談笑

上場企業のNOVAが倒産してフリーになったときに、思いを形にして世界中に伝えたいということで、YouTubeを初めました

その時、YouTubeはあまり知られておらず、YouTuber(ユーチューバー)なんて言葉もまだ一般的ではありませんでした。

検索エンジンも、Google、Yahoo!が上位を占めていましたが、GoogleがYouTubeを買収した目的が、「動画を中心としたYouTubeをGoogleに続く第二の検索エンジンにする」という戦略をGoogleの役員から聞いて、YouTubeで動画をやろうと決めたんです。

当時、日本の文化を紹介しているものはいくつかあったんですが、あまり面白くないし、だらだらと長い。しかもほとんど日本語だったんです。

世界に発信するのであれば当然英語が必要です。日本語と英語の両方を使って、日本の素晴らしいものをエンタメ的に伝えたいということで立ち上げたのが「Tokyo Voice TV」です。


YouTuberはおかしなことや珍しいことをやって人気を得る人が多いですが、私は自分しかできないようなものを作りたい

雑誌の編集長をやっていた時と同じような感覚でゲストを呼び、バイリンガルのMC、カメラマンもいましたが、効率化を図るために自分で出来ることは何でもやろうと思い、撮影や動画編集、音入れなど、多くのことをやりました。

だんだんやっていく中で、いろんな人が興味を持ってくれるようになって、「Tokyo Voice TV」に出演したいとオファーをいただくことも多くなりました。

大英博物館から「北斎展」のレセプションパーティーに招待される

そんな中、葛飾北斎にゆかりのあるお寺で立ち上げたのが、「北斎プロジェクト協会」なんです。

当時、日本では北斎は浮世絵師の一人としての位置づけでしたが、実は海外では大人気で、フランスで北斎展を行った際には、30万人以上の来場者があったぐらいなんです。

アメリカの雑誌『ライフ』企画の、「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一ランクインしているのも北斎です。

ただ、北斎の保存会などは多く存在しているので、同じことをやっても面白くない。

伝統的な美に現代のクリエイティブなものを融合して、「ニュージャポニズム」として世界に発信しようと、北斎をキーワードにして立ち上げました。

Beauty Life UP Project

仲田さん:また、北斎の娘・葛飾 応為(かつしか おうい)は浮世絵師として数々の名作を生みだしていますが、それほど世間に知られていません。

お墓もわからないし、北斎の死後どのように過ごしたかわからない。「美人画を描くと北斎をも凌ぐ」と言われていましたが、常に北斎という男性の陰の存在だったんです。

私も今まで多くの才能ある女性と一緒に仕事をしてきましたが、現代でも才能があっても陰に隠れているという人が多い

SDGs(持続可能な開発目標)の一つである、ジェンダー平等をキーワードにして、女性のエンパワーを集結して、女性がキラキラと輝く本当の意味での活躍の場をつくりたい!ということで、「Beauty Life UP Project」を今年1月に立ち上げました。

北斎プロジェクト協会「Beauty Life Up Project」のアンバサダーたちと

現在複数の女性がアンバサダーとして就任していますが、ダイバーシティー(多様性)を視野に入れているので、美の分野だけでなく、様々な女性が活躍できる舞台を作りたいです。

例えば、モエシャンドンのフォト部門で世界グランプリになった女性、女子空手日本チャンピオン、ミスやミセスコンテストの世界大会出場者、シンガーやピアニストなど。

今でも多くのアンバサダー希望者から連絡をいただきます。ただ、誰でもいいわけではなくリーダー的な活動と経験、それにSDGsを元にジェンダー平等という共通の目的を持った人だけが入れるようにしています。

アンバサダーを中心としたプロジェクトチームは、妬み、恨みで足を引っ張り合うのではなく、共通の目的に向かってお互いが応援し合うような、そんなチームを作りたいと思っています。

世界で通用する日本女性に!

仲田さん:世界基準では、日本の”かわいい”は幼稚過ぎると言われています。

アニメやロリコン文化があるにしても、日本人は口を開けばかわいいと言うし、その状況をみっともないと多くの海外の方はいいます。

また、日本人女性は美容やダイエットのことしか話さない、自国の文化や芸術、世界の環境問題などには興味関心がないとみられています。

2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックなど、インバウンドで海外の多くの目が注がれている中、日本人女性はもっと大人になって欲しい!と思います。身の回り30センチの範囲では無く、外にも目を向けてほしい。

「美と知性を兼ね備えた大人の女性!をコンセプトに、アンバサダーたちには、大使館や、VIPと会う機会なども作るつもりです。

そのためにはアンバサダー自身も成長する必要があります。
また、アンバサダーを中心にセミナーや交流会を行う予定なので、私たちと一緒に活動したいと思っている女性はぜひ参加して欲しいと思っています。 

今後の展望

かおりん「北斎プロジェクト協会」の今後の展望について、聞かせてください。

仲田さん:よく、聞かれるんですが、日本の文化や芸術を世界に!という大きなコンセプトだけしか決めていないんです。

あとは全てが枝葉です。幹がしっかりしていれば、様々な果実が成っても違和感が無いですからね。それにガチガチに決めすぎると、せっかく面白そうな出会いがあっても活かせない。それがもったいないです。

正しい活動をやっていると、それを見てくれている人が大勢いますからね。

人と人と繋がりから化学反応が生まれて、ワクワクする面白いことができればいいと思っています。

今回も、Kanattaと一緒に何か面白いことができればと思っています。

仲田さんに聞く、人生の指針!

かおりん:チャレンジ精神旺盛な仲田さんですが、仕事や人生において大事にしていることってありますか?

仲田さん人生現役で、常に学び続けることですね。

いろんなことをやってきて、濃い人生を送ってきましたが、過去は過去です。今後やることは決まっています。「次世代の人たちのレジェンドに残る活動」「関わる人たちが幸せになる」ことです。

それがSDGsに沿った活動や社会貢献であり、せっかくのご縁で繋がった人たちなので、活動を一緒に行うことで少しでも幸せを感じてもらいたい。それが人生の満足感に繋がると信じています。

またそれに対して、今後どういうふうに、何ができるかを常に追い続けたいです

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かおりん:起案する人、これから何かを始めるという人にアドバイスがあればお願いします!

仲田さん:恋愛でも仕事でも、何でもそうですが、失敗を恐れちゃだめです。まずチャレンジすることです。

成功している人ほど、チャレンジしてたくさん失敗していると思います。失敗から学ぶことがたくさんありますし、次に繋げて成長することができる。失敗を恐れて何もしないのはもったいないです。また、1度した同じ失敗を、2度と繰り返さないように心がけることですね。

惜しみなくたくさんの話をして頂き、取材の時間もあっという間でした!
仲田さんは、3/2のリアルクラウドファンディングイベントで審査員としても登壇されます。

いろんな著名人を見てきた仲田さんだからこそのアドバイスが聞けるのが楽しみです。

仲田さんについてもっと知りたい方はこちら↓↓↓

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