性の多様性を広めたい!ろう×LGBTQサポートブック

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こんにちは!!

きさです!

みなさん、LGBTQという単語をご存じですか?

LGBTQとは、

Lはレズビアン

Gはゲイ

Bはバイセクシャル

Tはトランスジェンダー

QはLGBTのどれにも属さない又はわからない人のことをさします。

ニュースなどで単語は知っている、聞いたことがある方も多いのでは?

今回は2017年12月にクラウドファウンディングで88万の資金調達を達成し、

2018年5月にろう×LGBTQサポートブックをリニューアルした笑顔の素敵な山本芙由美(やまもとふゆみ)さんに取材してきました!

目次
  • 山本さんはどんな人?
  • ろう×LGBTQサポートブックについて
  • クラウドファンディングに挑戦してみて
  • 山本さんのビジョン
山本さんはどんな人?

山本さんは生まれつき音が聞こえず第一言語として手話を習得しました。

ご両親もろう者(耳が聞こえない方)であるため日本語の読み書きは第二言語として学んだそうです。

現在は会社員をしながらDeaf LGBTQ Centerという団体でろうLGBTQの支援、啓発活動をしています。
活動の内容はLGBTQの手話表現を広めたり、LGBTQの理解や知識を深めるために研修や講演をされているそうです。

今回は日本だけではなくアメリカに渡り、ろうLGBTQについて学び、活動を積極的に続けている山本さんに筆談で取材をさせて頂きました!

ろう×LGBTQサポートブックについて
   「ろうLGBTQのサポートブック」いろんな手話表現が載っています!

きさなぜ「ろうLGBTQのサポートブック」を作ろうと思ったのですか?

山本さんろうコミュニティーにもLGBTQに対する差別や偏見があり最初は啓発的な目的で作りました。日本語と同じように手話の中でも差別的な言葉があるんです。例えば「ホモ」や「おかま」など。

写真付き手話を掲載することで、当事者が安心して使える差別的ではないLGBTQの手話が広まることを目指しました。

きさなるほど、今回のサポートブックは2冊目とお伺いしました。

山本さんはい。実は1冊目はNHKからの助成金で発行しておりせまい意味で作ったので、今回の2冊目はクラウドファンディングでもっと多様な性があることを知ってほしくて作りました。

きさろうLGBTQの知識を広めようと思ったきっかけは何でしたか?

山本さん私は2015年から2017年の2年間、アメリカのLGBTQの支援や運動などを学ぶためにギャロデット大学(世界でひとつだけのろう者のための総合大学)に留学しました。

そこで、学んだことは「L・G・B・T」というようにセクシュアリティ(性のあり方)をカテゴライズするのではなく、
もっと広い視野で、LGBTQ以外の人も含めた「多様な性」について知る機会を増やさなければならないということでした。
日本人口の11人に1人はLGBTQと言われています。

ろう者の中でもLGBTQの方(以下、ろうLGBTQ)はいるので、その方たち
は聴者(耳が聞こえる人)とは異なる伝え方が必要だと感じました。

   アメリカ留学後にカナダのトロントで行われたパレード。
   楽しそうですね!

クラウドファンディングに挑戦してみて

きさクラウドファンディングに挑戦してみて大変なことはありましたか?

山本さんクラウドファンディングの担当者とのやり取りをする時に電話ができなくて全てメールでのやり取りだった事が大変でしたね。

耳が聞こえない人に理解してもらうために動画を作るときも字幕を入れたりと、作業に時間がかかりました。

きさ確かに文字だけで想いを伝えるって大変ですね!実際にクラウドファンディングの目標達成額を大きく上回って達成されましたがやってみていかがでしたか?

山本さん新しい横の繋がりができたのが嬉しかったです。他のマイノリティーの人達と繋がれたことで人脈がふえました。

また、私たちの活動を知り全く関係ない人でも関心を持ってくれたりお金を出してくれたりしたことがありがたかったです。

山本さんのビジョン
きさ山本さんの今後のビジョンを聞かせてください。

山本さん今回のクラウドファンディングで発行した「ろう×LGBTQサポートブック」は子どもには少し難しいので、ろうの子どものための教材を作りたいと思っています。
実際、ろう学校の教員たちから現場で使えるような教材がほしいといった要望をいただいています。
子どもの頃から多様な性について深く学んでいくことが大事だと思っています。

きさたしかに。

山本さんDeaf LGBTQ Centerの活動のひとつ、「ろうセクシュアルマイノリティ全国大会」の開催、運営があります。
「聴覚に障害があるのに、ましてLGBTQなんて・・・」と地方となればなるほど偏見があるので、地方で暮らすろうLGBTQの人たちを孤立させないために県外での開催に力を入れていきたいです。

2014年から毎年開催されています。
第5回大会は今年11月2・3日福岡県で開催されます。
また、2018年には福岡にもDeaf LGBTQFukuokaが設立されました。
今後は沖縄や北海道も視野に入れながら全国各地での開催ができたらいいなぁと思っています。

   虹色くまさんのロゴ、かわいい…
取材後記
私自身カナダ留学の際にレズビアンの友達がいたくらいの知識で取材させて頂きましたが、山本さんが細かく教えて下さったおかげで理解が深まりました!

今はマイノリティーかもしれませんが近い将来、
「星座は何?」と聞くような感じで性の多様性について話せる日が来るといいなと思いました。

いろんな人がいてあたりまえというDeaf LGBTQ Centerの考えをより多くの方が当たり前にできたら素敵だなと思います。

山本さん、貴重なお話をありがとうございました!
山本さんのことやコミュニティについてもっと知りたい方はこちら!

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