多様な性から様々な生き方を知る 冊子「雨あがり」

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セクシュアルマイノリティの生き方をテーマに、フリーマガジン「雨あがり」を作成する小栗由香理さんを取材しました

こんにちは、かおりんです。

突然ですが、皆さんは「LGBT」を知っていますか?

「LGBT」とは、、、、
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を並べた略称です。

セクシュアルマイノリティとされる方たちですが、もしかしたら、職場や学校、身近な人にも、LGBTの方がいるかもしれない・・・

”LGBTを知ってもらうことから、何か変わるきっかけになるかもしれない”と語るのは、
セクシュアルマイノリティの生き方をテーマに、フリーマガジン「雨あがり」を作成する小栗由香理さん

彼女がフリーマガジンを発刊するまでには、一体どんな道のりがあったのでしょうか・・・?

自分のセクシュアリティと、受け入れてくれた周囲

かおりん:ご自身が、レズビアンであると自覚したのはいつ頃でしょうか?

小栗さん:振り返ると中学生のころですね。不登校だった私のことを支えてくれた仲の良い女友達がいたんです。
当時は、同性を好きになることなんてあるのかな?何かの間違いかな?と思っていました。
でも今思うと恋愛感情だったし、あの想いは間違ってなかったんだなと思います。

高校では、周りの友達が自由に恋愛をしていました。
誰が誰を好きになろうと、否定的なことを言う人がいなかったこともあり、自分も同性を好きになっていいんだと徐々に思い始めました。

かおりん:理解されず、生きづらさを感じる人もいるようですが、小栗さん自身はそう感じることはありましたか?

小栗さん:私自身は、カミングアウトをしても周りが変わらずに接してくれる人ばかりで、生きづらさを感じることはなかったですね。
そういった環境だったので、今はSNSなどでも顔や名前を出して、親しい友人や家族にはカミングアウトもして、そして周りに支えてもらいながら「雨あがり」を作るということができていると感じています。
そうでなければ、私はカミングアウトをする気にもなれず、隠れて生きていたんだろうなとも思います。

友人と共に、フリーマガジンの作成へ

かおりん:そこから、フリーマガジン「雨あがり」を作成しようと思ったのは、何がきっかけでしょうか?

小栗さん:大学を卒業してワーキングホリデーでカナダに行った時、生きづらさを感じているというセクシュアルマイノリティの友人ができたんです。

あるゲイの友人は家族にカミングアウトができない環境にいて、「自分のセクシュアリティは家族に伝えられないので墓場までもっていく」と話していました。
また、両親にカミングアウトをしたら精神科に連れていかれたというレズビアンの友人もいました。

その時は「そういうこともあるんだ」とショックだったのですが、
日本に帰国して、同性のパートナーができて、これからの将来を考えた時に、悩んだり迷っている人たちに何かできないかなと思いはじめたことがきっかけですね。

私自身、写真の仕事をしていますし、カナダでフリーマガジンを作った経験のあるセクシュアルマイノリティの友人ができたことも大きく、その友人を誘って自分たちの強みを活かしたフリーマガジン作りをやってみよう!となりました。

それにLGBTの括りに自分たちも入りますが、その括りの中にいる「一人ひとり」のことを自分たちも知っていきたいという気持ちもありましたね。

かおりん:フリーマガジンを作成する上で、大事にしていることはありますか?

小栗さん:一番は楽しくやることですが、世に発信するにあたって、誤解がないようにすることや、誰が読んでも理解しやすいようにすることは意識しています。
読者とフリーマガジン「雨あがり」に関わってくれた方々が、嫌な思いをすることがないよう、表現は気をつけています。

また、表紙などで「LGBT感」はあまり出さないようにしています。
当事者の方にはもちろん読んでほしいですが、当事者じゃない方でも街角でふいに目に入った時、手に取りやすいようなものにしたいですね。

さまざまな性を通して、そこから「こんな生き方あるんだ」と多くの方に思ってもらえたらいいなと思います。

クラウドファンディングに挑戦したきっかけ

かおりん:フリーペーパー作成にあたり、クラウドファンディングに挑戦されたのは、何か理由はあるんですか?

小栗さん:制作費用を集めるにあたり、広告掲載をやるか、クラウドファンディングをやるか・・・いろいろ検討してたんです。
検討する中で、クラウドファンディングの企業の方に相談したことがきっかけで、どんどん具体的になっていき、挑戦することになりました。

かおりん:実際やってみてどうでしたか?

小栗さん:達成しなければ!と思っていたので、精神的な負荷はかかりましたが、全く知らない方が私たちの起案を見て支援してくださったことはうれしかったですね。

かおりん:発信することで新しいご縁が繋がったのはうれしいですね!

かおりん:では、最後に一言お願いします。

小栗さん:最近はメディアでもLGBTという言葉を聞く機会が増えたかと思います。
でもLGBTと聞いて多くの人が思い浮かべるものは、テレビに映る「オネエタレント」や「LGBT活動家」のイメージだと感じています。

そういった一部の人だけでなく、より多様な生き方があるんだと、「雨あがり」を読んで感じていただけるといいなと思っています。
つい先日第2号を発行した、まだ始めたばかりの小さな冊子ではありますが、いつかセクシュアルマイノリティであることが「何でもないこと」になり、LGBTという言葉の括りさえもなくなるまで、「雨あがり」を続けていきたいです。

ぜひ、気軽に手に取って読んでみてくださいね!

フリーペーパー「雨あがり」について、
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