熊本のベーシスト牧山羽留奈さんの魅力に迫る☆

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どうも、ヤッターマンです♪

今回は熊本県出身のベーシスト牧山羽留奈(まきやまはるな)さんの魅力に迫っていきたいと思います!
お母様も同席して頂き本当にありがとうございます。

目次

  1. 牧山羽留奈さんの紹介
  2. 熊本からアメリカへ
  3. クラウドファンディングをするきっかけは?
  4. クラウドファンディングをしてみて
  5. 師との出逢い

1. 牧山羽留奈さんの紹介

牧山羽留奈さん

熊本県出身。10歳までは一切音楽とは無縁で、空手、茶道をやっていました。

小学校の部活にビッグバンドがあり音楽室にトランペットとエレキベースが置いてあり、遊びで音楽をやっていたところ、先生に勧められて、ビッグバンドに入部したそうです。

楽器選びに遅れ、残ったのがエレキベースでした。
熊本でジャズを教えるクラブに誘われ、弾き方を学びます。
14歳の時に納浩一さんの前座をやらせてもらうきっかけがあり、その時にプロの演奏に触れます。

納浩一さんに「きみアメリカ行ったら?」と言われ、アメリカへ行くことを決意します。
しかし高校3年生のときに熊本の震災があり、茫然としている中、母親がアメリカに行っておいでとアメリカへ送り出してくれたそうです。

渡米中にバークリー大学に合格しクラウドファンディングで起案達成!
現在は東京とバークリー大学で音楽を勉強中です。

2. 熊本からアメリカへ

ヤッターマン
アメリカの大学に進学したとお聞きしましたが、一人で外国に行くのは怖くなかったんですか?
僕は知らない場所に行くのは不安だし、怖いなと思うのですが?

牧山さん
最初から外国に行くことを目標にしていました。
割とどこにでも行けるほうで、どうとにでもなるなと思っていました。
虫がいるところとかは嫌ですけど。笑
高校のときにアメリカに留学しましたし、韓国に一人で旅行したりしていました。
好奇心旺盛かもしれないですね。

ヤッターマン
全部英語で会話ですよね?

牧山さん
はい、そうです。日本は英語で書く問題が多いんですが、アメリカは書くことよりしゃべるほうが多いので最初は苦労しました。全部レコーディングしてわからないところは先生に聞きながら英語を覚えていました。
アメリカは上下関係がないんですよ。バークリーの教授はトップクラスのミュージシャンで、グラミー賞を取っている方がたくさんいるんですが、一緒に演奏したら同じミュージシャン、という考え方が好きですね。

ヤッターマン
すごくいい考え方ですね。
安定を求めて目指さない人が多い中、何が牧山さんを突き動かすんですか?

牧山さん
音楽が好きでやめられないからですかね。親には迷惑かけてるなと思いますけど。
音楽が好きで、海外が好きで、人との交流が好きなんですよね。ステージでしか味わえない興奮があったり刺激が欲しかったんだと思います。
生きているのを感じたい、何もやらないほうが不安になりますね。

ヤッターマン
失敗やうまくいかったらどうしようと思うこともありますか?

牧山さん
毎日あります。心配性なので怖くなってくることもあるんですが、やってるうちに忘れちゃいますね。シンプルに考える努力をしています。

牧山さん母
雑念はあるんですけど、音楽に対するところにばかり雑念があり、ピンポイントで深く突き詰めるんです。興味のある所に深く知っていくので恐怖心がないんでしょうね。

3. クラウドファンディングをするきっかけは?

牧山さん母
熊本地震に被災してしまって、自宅自体は大丈夫だったんですけど自宅の中はぐちゃぐちゃになってしまって。
この子は感受性豊かな子なので、私が思っている以上にショックを受けて壁を見てぼーっとすることが多かったので、ヤバいと思ってアメリカに行っておいでとアメリカに出しました。

国立の大学に行けるようにお金は貯めてはいたんですけど、熊本にいて心を痛めてしまうより、アメリカに出しちゃったほうがいいなと思ったんです。そしたらバークリー大学を合格して帰ってきちゃったのでどうしようと思いました。

私の収入だけでは、ある意味生活するのがやっとで。高校の同窓会にも参加して、そこでReadyforさんで働いている方から話をきいてクラウドファンディングを知りました。

4. クラウドファンディングをしてみて

牧山さん
正直なところ家庭の事情なので起案するか悩みました。アルバム制作だったりフェスのイベントでお金を集めるのはまだわかるんですが、うちの場合は個人的な理由で大学に進学したいというものだったので。
でも、こんなに応援してくれるんだと思いましたし、いろんな人の目に留まるものになるし、すごくありがたいなと思います。
お金をいただくことって責任があるなと感じていて、皆さんに応援されているんだなという気持ちは絶対に忘れたくないです。

牧山さん母
クラウドファンディングをしていくと色々な反応がありました。発信していくということは批判も浴びるんですけど、彼女が勉強して帰ってきてまた次の世代に返していってくれればなと思っています。私自身も成長できたなと思います。


ヤッターマン
今後のビジョンはありますか?

牧山さん
1,2年は東京で音楽活動して、またアメリカに勉強しに行こうと思っています。そして夢は大きくアメリカで活動したいと思っています。

5. 師との出会い

牧山さん
トムケネディと出会ったのはボストンの有名なジャズクラブで会いました。

トムのことは以前から知っていて、演奏が終わってすぐトムのところに駆けつけて下手くそな英語で「感動しました。レッスンを受けたいです!」と言って猛アピールしました。フットワークは軽かったと思います。

そこからトムのレッスンをニューヨークで受けることになったんですが、お金が全然なくてレッスン代も払えませんでした。それでもライブに招待してくれたり、自宅に招いてくれてトムの家族も面倒を見てくれました。最初はなんでそこまでしてくれるんだろうと思いましたが、今ではアメリカのお父さんみたいな存在になっています。

トムからの言葉で「いい人でありなさい」と教わって今でもその言葉を大事に生きています。

ヤッターマン
最後に観ている人へ一言お願いします。

牧山さん
今まではすべて答えを教えてもらっていたんですが、まずは教えてもらう前に自分なりに考えて答えを持って聞きに行って考えて、どれも正解ではないので自分で取捨選択していくことが必要だなと思っています。

数カ月前にコントラバスを購入して、エレキベースを普段弾いてるんですけど全然弾き方が違う。弾き方がわからない中でまずやってみなさいと言われてやってみたら以外と弾けるようになっていて。
自分で探求することの大切さ、自分に合う方法を何も知らなければ自分で作っちゃうじゃないですか?それが大事とも教えてもらいました。

自分で編み出した方法に、もっと知っている人たちのアドバイスをスパイスとして入れて、合わなければ捨てればいいし、合えば取り入れればいい。
人の意見、アドバイスはいろいろあります。自分の土台をまず作ることですかね。音楽だけではないと思います。まず動いてみて考える。それを改善していけばいいと思っています。

ヤッターマン
経験からくる一つ一つの言葉がすごく伝わってきます!
牧山さんがクラウドファンディングを通して家族との絆が深まったり、応援してくれる人がいることが本当に心の支えになり、かけがえのない経験になったと話されており、牧山さんの今後の活躍に期待です☆

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