17歳現役高校生の永野さんのSGDsに関する熱い想いと、永野さん自身のこれからの夢について
はじめに
こんにちは、ライターのみやちゃんです。
今回取材をさせていただいた永野さんは、現在17歳の現役女子高校生です。
弊社のSDGsに関連するイベントに参加されたことがきっかけで、取材をさせていただくこととなりました。
永野さんが所属する高校のゼミでは、SDGsを取り上げて教育をされているそうです(なんて先進的な教育なんでしょう!)
SGDsに関する想いと、永野さん自身のこれからの夢について、お話を伺いました。
永野さんの取材内容に入る前にここでちょっと豆知識!SDGsってなに?
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
Kanattaでも、女性向けのクラウドファンディングサービスを通して、
国際社会共通の目標であるSDGsを実現すべく、持続的に成長していくための取り組みを積極的に活用していきますので、Kanattaの活動もお見逃しなく!!
SDGsを知るきっかけは?
みやちゃん:SDGsはどうやって知ったんですか?
永野さん:学校のゼミで知りました。また、留学中にOECDの世界会議にも参加する機会があり、そこでSDGsのことのを知りました。
みやちゃん:SDGsはなんで興味を持ったんですか?
永野さん:男女平等、貧困、教育に関心がもともとあり、高校一年生の時からこういうことに関連する仕事に就きたいと思っていました。
そのSDGs中でも、特に興味があるのは、男女平等です!興味を持ったきっかけは高校一年時のインド渡航です。インドに行くとお金がない子供たちがお金欲しさに旅行客に集まってきます。
私は集まる子供の多くが女の子ということに気が付きました。その状況をみて男女の不平等さを感じたと同時に、今、ここでお金を渡しても目の前の子供しか助けることができない。どうせお金を渡すなら多くの人が助かることをしたいと思うようになりました。
Kanattaのイベントに参加してみて
みやちゃん:Kanattaのイベントに参加してみてどうでしたか?
永野さん:すごく刺激のある時間になりました。Kanattaさんとはクラスメイトの繋がりでイベントに参加することができたのですが、いろんな方とのコネクションができてとても楽しかったです。クラスメイトの中でも、SDGsに興味がなかったクラスメイトが関心を持つようになって、今ではSDGsに関して話すようになった子もいます。
永野さんの将来の夢は?
みやちゃん:永野さんの将来はどんなことを考えていますか?
永野さん:将来は起業したいと考えています。今、学校で起業したいと思っている友達はまだ少ないことが現状です。なので、Kanattaさんのイベントはいろんな働き方をもつ方がいたので、とてもワクワクする時間になりました。
みやちゃん:高校生で、起業を考えているんですね、しっかりしていますね・・・!起業プランはどんなことを考えているんですか?
永野さん:私が将来達成したいことは、今、二つあります。一つ目は「スタディーツアー」というものをしたいと考えています。例えば、インドの貧困層と日本の富裕層との交流の場を持たせたいと考えています。なかなか交流する機会がないですし、スタディーツアーを通して、お互いの言語を学びながら、インドの女性の自立を促すきっかけを作りたいと考えています。
二つ目は、日本企業がベトナムへスタートアップをすることの手助けをできるようにしたいと考えています。今、ベトナムに進出する企業が増えているので、企業とのマッチングを考えたツアーを企画し、日本企業がベトナムに進出するお手伝いをしたいです。
みやちゃん:具体的にやりたいことがあるんですね。高校生からこれだけやりたいことがあるなんて、とても素敵でかっこいいことですね!
永野さんの理想の女性像は?
みやちゃん:永野さんが思う、理想の女性って誰かいますか?
永野さん:私の理想の女性は「マララ・ユサフザイさん」です。自分の命が追われていても、女性や子供の教育に関する活動を続けていること、誰かの未来に貢献している姿が格好いいと思っています。自分の芯を貫く通している女性が好きですね。あと、マララ・ユサフザイさんがやっていることは私が目指していることと同じなんですよね。
みやちゃん:マララ・ユサフザイさんといばノーベル賞を受賞されていますよね。私も格好いい女性がすきですし、私も憧れますね。私もなりますよ〜
永野さん:ニュージーランドに約10ヶ月間、日本人は私一人で、あとは現地の人が通う学校に留学をしていた時期があります。そのときに、「孤独な状況でも自分でなんとかしないと!」と思うようになりました。そこで、「自分の好きなことをやったらいいのでは?」ということに気づいて、マララ・ユサフザイさんに関する本も読むようになってから、より彼女が格好いいと思うようになりました。
今後の学生生活の予定は?
みやちゃん:永野さん、これからの学生生活はどうする予定ですか?
永野さん:大学は日本の大学ではなく、海外に行こうと考えて勉強をしています。イギリスの大学に行く予定で、その大学で起業に向けた勉強をしたいと考えています。私は流されやすいタイプなので、日本の大学にいたら、やりたいことを成し遂げることが難しそうって考えました。今年の2月にイギリスへ行ってきたのですが、いきたい大学の学生がとてもイキイキとしていました。また、「起業したい!」と言っている学生が多く、勉強も遊びも全力で楽しんでいて、何ごとも一生懸命な姿が格好いいなと思いました。
最後に一言
みやちゃん:永野さんは「格好いい」「一生懸命」ということに心がウキウキするんですね。では、最後に永野さんと同じような若い方へ、またこれから何か頑張ろうっと思っている方に一言お願いします!
永野さん:失敗はたくさん経験したらいいと思います。今、留学中のたくさんの失敗経験が自分のためになっていると感じています。
あと、若い人の力で日本が一番輝いているっていう未来を一緒に作っていきたいです。今の日本のイメージはあまりいいイメージではないと思います。なので、日本のブランドを海外に広めていけるようにしたいです!だからこそ、私自身が世界を変える人になりたいです。自分の手で経験を積んで、マララ・ユサフザイさんを超えたいですね。
まとめ
取材を通して、高校生とは思えないほどご自身の意見を持っていて、とてもしっかりしている女性でした。SDGsに関しても、勉強熱心で熱い気持ちの持ち主!
学校でも多くのリーダー経験を積んでいるとのことで、みんなを引っ張っていく力を持つ女性なのだと思うと、これからの永野さんの未来がとても楽しみです。今年の9月にはイギリスに発つ予定とのことで、海外へ行く準備も進んでいる様子?!Kanattaのご縁をきっかけに1人の女子高校生がご自身の夢の実現に向けてちょっとでもお手伝いできるきっかけになっていたら嬉しいです。